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『日本語の起源 新版』 岩波新書340 

こんばんは
ようこそいらっしゃいました

『日本語の起源 新版』
大野晋 岩波新書340 1994年

日本語のルーツの一部を
南インドのタミル語に求める、
あまりにも有名なご本です

比較言語の方法に基づいて
(いるように私にはおもえる)
発音、単語の対応関係を明らかにしてゆきます

助詞と助動詞も対応しています
古代日本語の文法から古代タミル語の文法を
言い当てるところなど、おみごとです

偶然ともこじつけともおもえませんが、
なぜ批判されるのでしょうか…

タミル語では、5音7音で構成される
古い歌集「サンガム」があり、
万葉集の歌との類似が指摘されます

稲作に関する言葉など
豊作儀礼やお墓の形式の一致
土器に刻む記号など
考古学レベルでの類似も紹介されています

タミル語起源のヤマト魂も興味深いものでした
「はらふ」「まつる」「あはれ」「こふ」など

朝鮮語とも一致するとのことです

***

大学のころからずーと読みたくて、
だのになぜか素通りしてきた本です

正当な言語学のいろはも知らず、
えーと、あの… だから…
ええい、学会から否定されているものを
読むのはよくない気がしまして

もういいや、読みたいもん読もう、と
決めたのは結構最近のこと

結果、高校レベルの知識が乏しいために
なかなか苦戦しております
特に化学、物理学と日本史
(言語学は高校では習いませんが)

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24

『日本語の正体 倭の大王は百済語で話す』 三五館 

こんばんは
ようこそいらっしゃいました

*本日はほめません
不快な方はお戻りください
ふりかえらずに、さあ早く


『日本語の正体 倭の大王は百済語で話す』
金容雲 三五館 2009年

日本語と百済語の対応関係を
単語を具体的に挙げて
明らかしてゆくのですが

まずは、大常識を申しあげておきましょう

百済語は、ほとんどわからない

にもかかわらず、カラ語の単語を
これは新羅系、これは百済系、と
ふりわけるのです
(カラ語は、著者様が使っている言葉なので
本日はそのまま使います)

韓国語で、日本語に似ている、
あるいはこじつけることができる単語を
「百済語」といっているのでしょう

納得いかない、でもそうなのかもしれない
それにしても
「日本が百済化した」「百済が教えた」など
大変な上から目線です


比較言語学の基礎くらい身につけてから、
こういうお楽しみ的な本を読めばいいのに
好奇心だけで手を出すからこうなります

納得いかない例と納得できた例をいくつか挙げておきましょう

納得できる例
・農業・穀物関係の言葉の対応(→次回の本に続く)
・日本語はら-韓国語ぽる
・日本語どなる-韓国語とどる
・日本語くつ-韓国語くど

(たまたまにているだけでは証拠にならない、
外来語は証拠にならない、という原則は
とりあえずおいておきます)



納得できない例 その1
70ページ
日本語ゆき-カラ語ぬん
日本語よ(世)-カラ語ぬり など

日本語のyがカラ語のnに対応する、ということです
証拠としてあげておられる
万葉集を「まんにょうしゅう」と習ったというエピソードは
天王星を「てんのうせい」と読むようなことでしょう
(韓国語には元々リエゾンがある)
「葉」を「nyo」と読むことは、手元の漢和辞典によれば
なさそうです

百歩譲って、n=y を認めるとして、
「ゆき」rrhの「き」はどこからきたというのでしょうか


納得できない例 その2
44ページ
日本語とき(時)-カラ語とき(うさぎ)
日本語つき(月)-同上

高句麗語と日本語の「うさぎ」に近いのは
有名ですが、
現代韓国語の「うさぎ」を意味する「とき」が
日本語の「月、時」に対応・・・・
するわけないでしょうが(激怒)

(あと、厳密には母音がちがうのでは?とおもう)

「草を食べる、耳の長い、もふもふのあいつ」と
「空に浮かぶ月」「時間の流れ」を
混同するはずがありません

説話から「うさぎ→月」と連想したのでしょうけど、
これはこじつけがすぎるとおもいました


納得できない例 その3
117ページ
日本語おわりowari-カラ語まむりmamuri

「り」しかあってませんやんけ
中間形として「amuri」という形が載ってますが
説得力がありません


これはただの誤植かもしれないですけど
60ページ
イザナミとイザナギの台詞が逆
こうなるともはや揚げ足取りですな…


ほんの一例です
ずーとこんな調子なので
5ページに1回は「??!」となります

***

どうにも納得いかないので
ネットサーフィンをしていたら、
「日本人に漢字の読みを教えたのは誰か」という
一連の動画をみつけました
斑雪さんという方が投稿しています

唐で作られた「韻図」などを手がかりに
万葉仮名なども含めて
漢字の読みを細かく調べたうえで
「個人的な独断と妄想」としながら
漢字を日本に教えたのは朝鮮半島の人ではない、と
結論されています

途中で、
韓国語の助詞と助動詞の混乱をてがかりに
「朝鮮半島南部に日本語のような言語を
話す人が多くいたのではないか」と
推論されています

***

いや、
「同じような言葉を話す人が
あちらにもこちらにもいたのかもしれない」って
だけでどちらが偉いわけでもないんですけど…

もう少し他の本を逍遥して戻ってきたら、
この本のいいところも少しはわかるかもしれません

***

この本をとりあげたのは、
次回の日本語の本も「異端」とされているからです

次回
『日本語の起源 新版』 岩波新書

次回はほめます
理由は…好き嫌い、かもしれない
(だめだこりゃ)


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『植物からの警告』 ちくま新書968 

こんばんは
ようこそおいでくださいました

『植物からの警告』
湯浅浩史 ちくま新書968 2012年

世界中で植物調査をされてきた著者様が
動けない植物の声に耳を傾ける、
そんなご本です

大きくわけると
・帰化植物がその土地の植物を押しのけてはびこる
・地球温暖化に伴い雨が降らなくなったところの
種が育たない
(大きくなったものは枯れないが
幼樹が育たない《植物の高齢化》)
・人が生活するために環境が変わる
(家畜が食べ残す、樹皮をはぎすぎる、
地下の塩が地上に上がってくるetc)
大きくわけるとこんなところでしょうか

自分のために、地名と主な植物をメモしておきましょう

ギアナ高地-ヘリアンフォラ(食虫植物)など固有種多数
マダガスカル-バオバブ
南アフリカ-《神々の花園》
ナミビア-ウェルウェッチア《別名・奇想天外》
イースター島-過去、ヤシやアオイの森があり、
モアイを移動できた。ヒョウタンもあった
オーストラリア-いわずとしれたユーカリ
ブータン-シャクナゲ、プリムラ
中国雲南省-わずかに残る照葉樹林
日本-海岸林

ブータンの章では中尾佐助博士に
言及されていてにんまり
こちらの『ジャガイモのきた道』でも、研究のきっかけが
中尾佐助博士の一文だったそうですから
すばらしい学者の及ぼす影響は
すごいものだとおもいます

地球温暖化よりも、雨の降り方が偏ることが
問題で、繰り返し言及されています

帰化植物がはびこることも
危険視されていますが
私にはそれがなぜだめなのか、
あまりよくわからずにいます

紀行文ではありませんが
本の扉をあければ、
どこへでもゆける、そんな感じがしました

***

次回とその次は、
日本語の本です

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新しいものが続々と -Big Farmであそぶ- 

こんばんは
ファーマーとよでございます

ブラウザゲーム
Big Farmの話です
しかもやや愚痴っぽいです
不要な方はお戻りください
ふりかえらずに、さあはやく


宣伝でよく、にんじんを栽培してますけど
にんじんはみたことがありません


この数か月、
いろいろ新しい機能や生産設備が
増えてまいりまして
とよのおばさまはついてゆけません

1.お魚ばかり
釣り
海鮮料理レストラン
遠洋漁業の1(船をレンタルする)
遠洋漁業の2(自前の船でいく)

釣りのゲームでしたっけ…

海鮮料理の販路がほとんどないなど、
費用対効果がよくわかりません

お魚に食指が動く方でもなく、
海老だの貝だのはますます苦手ですので
お船系とは少し距離を置いております


2.組合の里
組合の里に伴う、「周辺作物」
(畑などに、竹や、ポプラ、柳、トウヒなど木を植えられる、という
現実を無視した新機能)

組合の放牧場
(お馬遊びの馬を強化できたり
他の人の馬とかけあわせたりできるようです)

組合バトル(前からあったものとは別の)

組合の里の素材工場
(かわら、くぎ、布などが作れます)

船の修理の寄付


あんまりファームじゃない、とおもっているのは
私だけでしょうか

パン屋さんやお店で作れるものが増えた!
とおもいきや
それはお馬遊びの馬用のおやつでしたり
馬用のものを人間様の施設で作るなんて…(引)

もっとこう、メインの作物や家畜の種類が増えるとか
お花の種類も増えるとか
温室の充実とか、
人間様のお菓子や商品が増えるとか
(海の男向けのなにかは増えましたが、
現在のところ用途不明)
ファームファームがいいなあ、とおもうのは
私だけでしょうかね

それにしても
キャンディーファームはかわゆい

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『バイエルの謎 日本文化になったピアノ教則本』  

こんばんは
ようこそおいでくださいました

『バイエルの謎 日本文化になったピアノ教則本』
安田寛 新潮文庫 2016年

とても有名なのに詳細不明の
「バイエル」を追い求めた1冊です

あまりの資料の少なさに、
「バイエルなどいなかったのではないか」
疑いながら、
何度もドイツを訪ねて、楽譜や洗礼簿を探します
ときには初版バイエルを探して
アメリカにも行きます
(なぜか、いつも寒そうな町を
とぼとぼと歩いているようでした)

今は重視されないステップ
「静かにした手」というのが目からウロコでした
それは、「ポジション移動のない、指の交差もない過程」
バイエルの半分くらいは、これだけでいけます
ネーミングもいいですね


著者様が世界で初めて明らかにした
アウグスト・フェルディナント・バイエル氏の人生について
詳述するのはここではやめましょう

文書館では司書が
教会では牧師が
何時間も著者様の調べものをするのが
大変印象的でした

そして文庫版あとがきでは
時代の変化による大どんでん返しが…


***

バイエルと私の、そんじょそこらではない
物語はまたの機会に譲ることとしまして

ヘ音記号が出てくるのが非常に遅いのは、
1番と2番と同様に、連弾するのが前提だったから、と
感じましたがいかがでしょう

***

このご本は先生にお借りしました
ありがとうございます

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