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『宇宙最大の爆発天体 ガンマ線バースト どこから来るのか、なぜ起こるのか』 ブルーバックス1857 

こんばんは
ようこそおいでくださいました

『宇宙最大の爆発天体 ガンマ線バースト
どこから来るのか、なぜ起こるのか』
村上敏夫 ブルーバックス1857 2014年

なにから説明しましょうか
そんな現象きいたこともない、というかたが
ほとんどではないかとおもいます

それもそのはず、肉眼ではみえません
いや、みえることもあるはずですが、
10秒ほどしか続きませんから
誰も気にしないのです

ガンマ線バーストの特徴だけ
書いておきます

1.突然、宇宙のある1点から、強力なガンマ線が降り注ぐ
宇宙最大の爆発である
2.20秒ほどで終わる
(エックス線、可視光線などでの残光が
あることもあるようです)
3.平均すると1日1回程度ある

4.数種類に分かれる
古典的ガンマ線バースト 2種類
「長いガンマ線バースト」
「短いガンマ線バースト」

ガンマ線バーストから除外されたもの
「軟ガンマ線リピーター」
ガンマ線バーストと似ているがガンマ線メインではない
「エックス線フラッシュ」
番外編:われわれの地球もやるらしい
「ガンマ線フラッシュ」

5.ものすごく遠くからきているらしい



冷戦時代、米国とソ連が、
お互いの核実験を監視するため、
ガンマ線をモニターしていたら、
毎日のようにガンマ線を観測してしまい、
「あっちは毎日核実験をしているのか?!」と
驚いたとの由

地球ではなく、宇宙から
ガンマ線がきていたのです

もし核の開発競争がなければ、
ガンマ線バーストは発見されなかったかも
しれませんね

結論は、「はじめに」に書いていますけれど、
学者たちと一緒に、
ガンマ線バーストの発見から
望遠鏡の進歩と観測の積み重ね、
いろいろな人の研究を
たどるような形になっています

なので、「真犯人」をここで書くのはやめましょう
まーサスペンスではないので
推理はほぼ不可能です

学者たちの百花繚乱、
観測技術の進歩などを
じっくりとお楽しみください

ただ、相対性理論などでてきまして
難しいです


***

「軟ガンマ線リピーター」と呼ばれるものの正体だけ
書いちゃいます

いいですか



いきますよ




強い磁力を持つ中性子星「マグネター」の
磁気による爆発、と結論されたようです

磁気による爆発…?

前記事を読まれた諸兄姉はご記憶でしょう
前回の太陽の話と似てますね
そしてその中でもガンマ線バーストのお話は
数ページですが言及されていました

似た分野の本を読む醍醐味はこんなところにあります


***


私は大量絶滅の話にも興味がありまして
前回の太陽フレアおよび
今回のガンマ線バーストが
大量絶滅の原因の候補に挙がっていることにも
触れておきましょう
前回の本でも今回の本でも
言及されておりました


宇宙が爆発してしまえばいいと
おもっているわけではない
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『太陽 大異変 スーパーフレアが地球を襲う日』 朝日新書407 

こんばんは
ようこそおいでくださいました

『太陽 大異変 スーパーフレアが地球を襲う日』
柴田一成 朝日新書407 2013年

序章から、太陽の大爆発「スーパーフレア」の
衝撃的なシミュレーションで始まります

のっぺりしてみえるお日様ですが、
その表面では毎日のように
爆発が起きているのです
それが太陽フレアです

大きな爆発になると、
地球で停電が起きたり、通信ができなくなったり
通常よりも広い範囲でオーロラがみえたり
オゾン層が壊れたリします

宇宙望遠鏡「ケプラー」のデータを
5人の大学生の手を借りて
丹念に解析した結果、
巨大フレアを起こしている星が
たくさんあることがわかりました

ほかの星で起きることは当然太陽でもありうる
警鐘を鳴らす論文を有名なNature誌に
提出しましたが
「そんな怖ろしいことを書いてはならぬ」と
拒絶されたとか
世界に名だたる学術雑誌がそんなことをいうのか、と
あきれました

太陽フレアはなぜ起こるか?
強い磁場を持っていますので、
さらに高温で、物質がプラズマ化していますので、
磁力線にプラズマが巻きついた状態なんだそうです

逆向きの磁力線同志がぶつかると、
「磁場リコネクション」という現象が起こり、
磁力線がつなぎ変わって、
磁力線はゴムひもみたいなものですから
磁気エネルギーが運動エネルギーや熱エネルギーに代わって、
爆発する、のだそうです

ここまで詳しく書いたのは
「自分が知らないことだったから」に他ならないのですが
このくらいにしておいて

お次は黒点
黒点もまた、磁力線の束で
N極とS極で2つセットなのです
自転の影響で北半球では右下がりセット
南半球では左下がりセットなのです

ここ数年、黒点が少ない状態=太陽活動が鈍い状態が続いており、
地球の寒冷化の可能性についても
言及されております

(インターネットで調べましたら
ここ数日は少し黒点が出ているようです)

著者様の本来の興味は、
銀河系の真ん中で起こるジェットだったとの由

太陽フレア
ほかの恒星でのフレア
若い星でのジェット
銀河中心のジェット
それからもしかしたらガンマ線バースト
宇宙のあらゆる爆発を
統一する理論を
著者様は目指しておられるとのことです

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次回も宇宙の本でお会いしましょう
↑この本文中にキーワードがあるぞい



ねぇねぇ、ところで磁力ってそもそもなに?
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14

『秘境ブータン』 岩波現代文庫S229 

こんばんは
ようこそおいでくださいました

名著です
2回絶版になって、3回出版されているから
絶対名著です

『秘境ブータン』
中尾佐助 岩波現代文庫S229 2011年

1958年、ヒマラヤに抱かれた
謎の王国を、日本の植物学者が訪ねました
その記録です

国交のない国へどのようにいくのか?
王妃様がお忍びで日本に来ている、という情報が
著者様の元に入り、急に実現に向けて動き出すのが
とても印象的です

1957年時点で、中尾博士のお宅に電話がないのも
びっくりしました…(現代っ子)

まずはインドにある、ブータンハウスで、
首相やその妹さんと落ち合い
歩いてブータンに入りました

首相の現地スタッフをつけてもらい、
(↑あえて現代風の表現)
ほぼブータンの全体を歩かれたようです
(↑地図がよくわからないため、本文の記述による)


ヒルに襲われたこともありました
ハチに襲われたこともありました
道中、寒くて雨で人家もなくて、
現地スタッフを守るため、乗っているラバをつぶそうと
考えたこともありました

森の植生や、作物についてはもちろんのこと
地形や気象、
ブータン人の衣食住、社会制度、商業の現状に至るまで
幅広く詳しく記述されています
博識だからこそ、できた観察と記述だとおもいます

さりげなくユーモラスな部分もあり、
読みごたえ充分であると同時に
楽しい文章です

おおむね「豊か」で「シャングリラ」とまでいいながら、
近く直面するであろう「近代化」の予言が
そこかしこにあります

1981年にブータンに再訪されて、
その時の文章が巻末に付されています

60年前のお話、
再訪のときでも40年近く前、
今はどうなっているのでしょうか…

***

この探検が、
「未完の大仮説」照葉樹林文化論の
下地の一部になったことは
いうまでもありません

中尾佐助博士の本で
一般向けの本は一通り読みましたが、
改めて再読したくなりました

中尾博士のファンですので
照葉樹林文化論が
間違っていようが古かろうが
私にはどうでもいいのです

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2017/5/14 読了(再読)

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11

皐月夜話 

こんばんは
とよでございます

ある日の過ごし方
音楽を聞きにゆこうと、休みを取ったのです

今に始まったことではないのですが
風邪でもないのによく咳をしますので
呼吸器内科を訪ねてみようかとも考えていました

夕方からのコンサート
仕事のストレスがないせいか
会社の空気がだめなのか(爆笑)
咳が出ない

だらだらぐずぐず…

お昼下がりには決めました
出かけるのはやめよう
こんなこともあろうかと、
チケットはとっていませんでした

どこぞで一人飯の予定でした
冷蔵庫がほぼからで、
大事なごはん玉もないので
夜は冷凍してあった食パンを
バタートーストにしました

出かける予定でしたから、
せっかく日中うちにいたのに
お洗濯もしませんでした

本当は考えなくてはいけないこと、
しなくてはいけないことが結構あるのです
記事にしたい本もたまっています

まあいいや

そんなことで、次回から本の話が連続します
少なくとも5つ


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06

名作いいたい放題 

こんばんは
ようこそいらっしゃいました

有名小説の感想を述べてみようとおもいます
『斜陽』
『伊豆の踊子』
『おはん』『風の音』
『舞姫』

一言もほめません
不快な方はお戻りください
ふりかえらずに、さあ早く


よろしいか

知りませんよ



***

『斜陽』
初めて読んだのは小学4年生
小学校の教室にありました

私が小学校教師なら、
こんな小説、学級文庫に入れませんけど…
教室に置くならば、より多くの児童が
うけいれやすいものがよいとおもうからです
背伸びしたものも必要ではありますが、
少なくともこれではありません


美しいお母さまと語り手の優雅な生活ばかりが
印象に残っておりました
語り手が、飲んだくれ作家に
しつこく手紙を書いた意味も、
急に訪ねた意味もわからぬ年頃でした

(実は今もわかりません
恋というには淡すぎる気がするし…)

昨年再読しました
こんな話だったんかい!!


えーと… 正直いっていい??



いいますよ



ニートがわざわざ孕みにいってんじゃねーぞwww


いやほんとに

これからも貴族なら百歩譲ってまだ許せますけど
収入は途絶え、特に仕事もなく、
お母さまもいなくなったタイミング
(むしろそれがきっかけだったのかもしれませんが)で
それはないです
誰からも歓迎されない子を

(反出生主義を知ったのは最近ですが、
萌芽は持っていたようです。閑話休題)

やっぱり男の書く女だよなー
こんな馬鹿いるわけないじゃない、と鼻で嗤ったら
同じことをしたモデルがいたと知り
二度びっくり

のみならず、「斜陽」には彼女の日記を
丸写しした部分があるとかないとか

しかもその私生児による書評(抄)を
知らずに読んだことがありました
が、本妻は断固認めない婚外子とは知りませんでした
立場わかってるんでしょうか…


「女がよい子を生むためですわ」って
70年後、
「保育園落ちた日本死ね」ですからね
大変ですね(他人事)


***

『伊豆の踊子』
これは昨年初読

踊り子側でも好意を持っているようなので
目立たないのですが、
一歩間違えたらストーカーですやん

どこがさわやかなのか、
さっぱりわかりませんでした

同じ本に収められていた
短編「禽獣」も気分の悪いものでした
他2編はよかったですが
本日ほめないことを旨としておりますので
これにて



***


『おはん』
『風の音』
これも昨年初読

「耐える美学」「身を引く美学」がわからない私です
なんの落ち度もないのに
なんで耐えるんだ!!

私にはわからなかっただけかもしれませんが…

「おはん」の、両親からは
たいして悼まれてない感じの
子供が不憫でなりません

宇野千代女史の随筆は大好きなんですけど

次は『薄墨の桜』にチャレンジします


***

番外編
『舞姫』

高校の教科書に載っていたけど…
高校のときから疑問でした
教科書に載っていい話かこれは

1行でまとめると
孕ませた女を捨てた話でしょこれ

それも友達にされてしかたなく、みたいな
ていをとっているのも腹ただしいです

性欲真っ盛りの十代男子に、
こんな無責任かつ非人道的なお話を
読ませていいのでしょうか(力説)

美文だろうが
悔恨の文学への昇華だろうが
嫌悪感しか感じません

国語の授業で読んだから同じ仕打ちをしてもいい、なんて
考えるあほもいないでしょうし
モデルがいたとはいえ、
大筋ではフィクションのようですし
私が過敏なのかもしれませんけど

***

さてここまで書いて、はっと気づいたのですが
専業主婦の倦怠期→火遊び→妊娠→離婚 を描く
普通の小説
『夜の公園』

うろ覚えですが、
ラストシーン、大きなお腹で
「寂しくないの」と独白するところなど
身勝手極まりないのに、
今後どうしてゆくのかもはっきりしないのに、
たいして腹は立ちません
(好きではないし、共感もしませんが)

この差はいったいどこからくるのでしょうか


まあいいや
ではまた


人生経験値低いです
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以下同文
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